(左:江川社長、右:橘氏)
2024年1月、株式会社CUBEリノベーションが東京都足立区竹ノ塚にオープンしたショールームに「HOMETACT」を大々的に導入。関東では三菱地所グループ以外で初めてのリフォーム会社ショールームへの導入だ。都内最大級の「HOMETACT」体験ショールームとなっており、「HOMETACT」×「Philips Hue」×「SONOS」の最高のシアター体験もできる。同社の江川社長は「HOMETACT」にリフォーム業界における圧倒的差別化の可能性を感じ、導入を即決。OPEN直前の決定にも関わらず3か月というスピード感で新ショールームへの導入を実現させた。最近では、同ショールームを見学した若手求職者から「CUBEリノベーションで『HOMETACT』を販売したい!」と入社ケースも増えているとのこと。今回のインタビューではCUBEリノベーションの江川社長から「HOMETACT」導入を決めた経緯や導入後に実感した成果、今後の取り組みに対する期待などを語っていただいた。対談をさせていただいたのは「HOMETACT」の事業責任者である三菱地所の橘。社長も、社員の心をも掴む「HOMETACT」の魅力とは。
今回の対談者
- 江川 昌季:LIXILリフォームショップCUBEリノベーション足立店 株式会社CUBEリノベーション 代表取締役社長
- 橘 嘉宏:三菱地所株式会社 住宅業務企画部 「HOMETACT」PJリーダー
「自分と同じ感動を世の中にも」 「HOMETACT」導入を決定
―まずは、江川社長が「HOMETACT」を知ったきっかけを教えてください。
江川:知り合いの社長さんから「三菱地所さんがおもしろいことをやっているから見に行きましょう」と声をかけていただき、2023年10月に赤坂にあるショールームに伺いました。私も住宅業界が長いので、「大半のことは知っていると思うんだけどなあ」という感覚で見学に行きました。そこで目にしたのが「HOMETACT」でした。
―「HOMETACT」を体験して、どのように感じましたか?
江川:私の知らない世界でしたね!(笑)驚きました。最初は「どういう仕組みなんだろう?」と不思議でした。そして、知れば知るほど感動し、私が感動するということは同じ感覚になる人が世の中にたくさんいるはずだと思いました。ちょうど、CUBEリノベーション足立店にショールームをつくるところだったので、その場で橘さんに「『HOMETACT』を導入したいです」と直球で伝えました。社交辞令と捉えられないように、見学に行った翌週には、「弊社のショールームに「HOMETACT」を取り入れたいので、どういう風に進めていけば良いのかご教示ください」とメールしました。
橘:すぐにご連絡いただいたこと、すごく覚えています。出張先の京都から江川社長に電話したら、「すでにショールームの工事は始まっているので時間はありませんが、絶対に『HOMETACT』を取り入れたいのでよろしくお願いします」と熱いメッセージをいただき、本気度が伝わってきました。
「HOMETACT」と出会って3か月 ショールームに導入完了
―ショールームに「HOMETACT」を導入するまでに、どのくらいの期間がかかりましたか?
江川:初めて「HOMETACT」を見てから3か月後には、弊社のショールームをオープンしました。すでに工事の段取りはかなり進んでいたので、今からでは「HOMETACT」を入れるのは難しいと断られてしまわないように、図面をはじめ橘さんから依頼された関係書類はすぐに送っていましたね。
橘:11月、12月の約2ヶ月で準備をして、ショールームのオープンイベントが年明けでしたね。オープン前にはショールームに何度もお邪魔させてもらったことを覚えています。ロールスクリーンのカーテンも全22個のスマート照明「Philips Hue」も、こちらのご提案をそのまま受け入れていただきました。
江川:カーテンやロールスクリーンも急遽導入を決めましたし、「HOMETACT」への本気度を伝えたいという思いもあって、当時連携できる機器はすべて入れようと思いました。「HOMETACT」用にショールームの計画を大改造し、「Philips Hue」も全22個、ご提案通りに進めました。
橘:江川社長の本気度は十分に伝わりました。私たちも絶対にやり切らないといけないと気合いが入りましたね。これだけの数の「Philips Hue」が入っているショールーム空間は日本でもほとんどないと思いますよ!
―ショールームには、ロールスクリーンと「Philips Hue」の他に、どんな「HOMETACT」と連携できる設備や家電が入っていますか?
江川:2023年10月に初めてお会いした際に橘さんからご説明いただいた設備、さらに、その後増やせるようになった設備・家電は基本的に全て採用しています。エアコン、給湯器、ルンバ、SONOSなど、あらゆるものが「HOMETACT」と連携しています。弊社としては、「HOMETACT」という1つのアプリで色々なメーカーの設備を動かせるメリットを全面に押し出しています。特定の1つの機能を切り出してお客様へ紹介するのではなく、何でもできるところを特長としてご紹介しています。お客様の属性や嗜好によって刺さるポイントは様々です。
橘:まさに「HOMETACT」は1つのデバイスだけではなく、色々なメーカーの商品とつながっている点が強みです。
「CUBEリノベーションの営業マンになって『HOMETACT』を広めたい!」 若手社員の心をも掴む
―「HOMETACT」を導入して良かったと感じるのは、どんな時ですか?
江川:お客様から「すごい」、「我が家にも入れたい」という声をいただけるのは、うれしいですね。それから、想定外の喜びとなったのは、人材採用の際に「HOMETACT」を見て、「こんなに素晴らしいサービスを扱っているのですか?自分が営業マンになって販売したいです!」と入社を希望する若者が複数人現れたことです。私と同じように「HOMETACT」に感動し、世の中に広めていきたいと新たに仲間に加わってくれたわけです。「HOMETACT」を導入したことで、こんな思わぬ効果を得られたことには自分も驚きました。
賃貸物件の決め手に「HOMETACT」 若い世代の3割以上
―特にこれから家を購入したり、賃貸したりする20~30代の方々は、スマートホームの便利さや魅力をすぐに想像できるかもしれませんね。
江川:「HOMETACT」に限らず、最新の設備を求めている若者は多いと感じています。最近の賃貸マンションはウォシュレット付きのトイレが当たり前になっていますよね。他の物件との競争なので、浴室乾燥暖房機やオートロックが付いている、女性に優しいといった特徴を打ち出さないと、入居者が減ってしまいます。こうした設備や機能の一歩も二歩も先を行っているのが「HOMETACT」だと思っています。実際に三菱地所グループではそういう賃貸マンションをどんどん開発しているんだし、外販もされているので、ますます「スマートホームに住んだことのある人」が増えていきますよね?だとすると、家を建てたり、リフォームするときにも自然とスマートホーム化が選択肢に入ってくる時代が来ると思っています。
橘:実際に私たちもエンドユーザーの声を拾っていて、20代、30代の契約者の40%以上が入居の決め手に「HOMETACT」を挙げています。若い人たちは順応性が高いので、あっという間に「HOMETACT」を生活に取り込んで使いこなしています。江川社長が、これから家を持つ人たちに向けたサービスとして「HOMETACT」に注目し、近い将来インフラになると直感的に分かっていただけたのが、すごくうれしいですね。アンテナを張る方向性が同じだったので、これだけ短い期間で一気に導入までたどり着けたと思っています。
江川:本当に、その通りですね。「HOMETACT」が今後必ず、住宅に不可欠なサービスになると確信していたので、ショールームのオープンまで時間がない中でも満足のいく形に仕上げられました。橘さんには電話やメールでの質問や相談に丁寧にご回答いただきましたし、こちらが大変なタイミングを察知して連絡をいただいたり、何度も足を運んだりしてもらいました。
橘:正直、事業責任者の私がここまで1つのショールームに深く関わったことがなかったのですが(笑)、意地でも江川社長を満足させたい気持ちがありました。「HOMETACT」に愛情や情熱を持っていただいた分、今後は私たちとしても御社の売上アップに直結させるために、「HOMETACT」を軸に御社へリフォーム顧客を送客する仕組みをつくっていきたいと考えています。やはり、これだけ早く、且つ強い思いを持って導入していていただいた企業様には、しっかりとメリットがある形で進めていきたいですからね。
「チーム『HOMETACT』」 リフォーム業界への広がりに期待
―江川社長としては今後、「HOMETACT」をどのように活用していきたいですか?
江川:全国550店のリフォーム工務店が加入しているLIXILリフォームショップで「HOMETACT」を広げていくつもりです。弊社で導入して終わりではなく、共感する人や企業を見つける旅だと思っています。
橘:三菱地所も同じ考え方です。自社の物件だけに「HOMETACT」を採用するのではなく、新しいサービスを一緒に創り、広げていく仲間を増やしていきたいですね。それによって、お客様の生活がアップデートされ、私たちのビジネスモデルも進化します。この20年くらいあまり変わっていない住生活を変化させるチャンスと捉えています。
江川:そういう意味では、早い段階で「チーム『HOMETACT』」に入ることができて良かったです。これからも新しい機能が出た時は教えていただきたいです。そして、その機能の別の生かし方を私たちの視点や経験でご提案できたら、良い関係を続けていけると考えています。これからはサービスや商品を多角的に見て、いろんなアプローチで提案できた方が、お客様のためになりますから。
橘:情報やサービスをアップデートして、双方向で成長できる関係を築いていきたいですね。今後も協力していきましょう!
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