導入事例

スマートホームを不動産業界の起爆剤に 東北初の販売代理店エコラ百田代表と語る、「HOMETACT」の可能性

作成者: HOMETACT|Jan 20, 2025 11:45:45 PM

(左:百田代表、右:橘氏)

仙台市に本社を置く総合リノベーション企業・株式会社エコラは、ショールームに「HOMETACT」をいち早く導入、東北初の販売代理店となった。今までのスマートホームサービスにはない「HOMETACT」の利便性や用途の幅広さに、エコラの百田代表取締役は「IoT分野やイノベーションが遅れている住宅業界でこそ広める必要性を感じた」と話す。今回のインタビューではエコラの百田代表から「HOMETACT」導入を決めた経緯や導入後に実感した利便性、今後の取り組みに対する期待などを語っていただいた。対談をさせていただいたのは「HOMETACT」の事業責任者である三菱地所の橘。多くの可能性を秘めた「HOMETACT」の魅力とは。

 

今回の対談者

  • 百田 好徳:株式会社エコラ 代表取締役

  • 橘 嘉宏:三菱地所株式会社 住宅業務企画部 「HOMETACTPJリーダー

 

今までにない合理的なシステムに驚き 「HOMETACT」導入を即決定

―百田さんが「HOMETACT」に興味を持ったきっかけを教えてください。

百田:弊社は仙台を中心に東北エリアで一戸建てやマンションなどのリノベーション事業を展開しています。住まいの新しい形を提案するためにIoT機器を取り入れたリノベーションのショールームをつくる計画を進める中で、「HOMETACT」を知りました。東京・赤坂のショールームでの体験を踏まえ、今までにない合理的なシステムに驚き、ショールームへの導入を決めました。

橘:最初にお会いしたのは、弊社が運営する赤坂のショールーム「HOMETACT Labs 赤坂」でしたね。そこで「HOMETACT」を体感していただきました。御社のショールームだけではなく、百田さんのご自宅にも「HOMETACT」を導入していただき感謝しております。

 

これまでのスマートホームの不便さを解決 「HOMETACT」は画期的

―スマートホームサービスは他にもある中で、「HOMETACT」のどんなところに魅力を感じて導入を決定されたのでしょうか?

百田:理由はシンプルです。今までのスマートホームサービスに感じていた不便さを「HOMETACT」は解決していました。「HOMETACT」は1つのアプリだけでカーテンや照明、エアコンや給湯器など、あらゆるデバイスを簡単に操作できます。他のスマートホームサービスでは、メーカーごとにアプリ設定をしなければならず、お客様自身で設定作業も必要となるため、手間がかかります。IoTの導入は生活を便利で快適にすることが目的にもかかわらず、わずらわしさを感じてしまったら意味がありません。そんな中で「HOMETACT」は住む人の暮らしを豊かにできると直感しましたし、同時にこのような顧客体験をIoT分野が遅れている私たち住宅業界で広めていく必要性も感じました。

橘:百田さんが「HOMETACT」導入を決めて頂いたスピード感にはびっくりしました。新しいことへのアンテナをしっかりと張っている方という第一印象を受けました。自社の事業だけではなく、業界全体も考えた上のご決断だったのですね。どのようなところに、住宅業界はIoTが遅れていると感じますか?

百田:新しいサービスに目を向けて導入を推進する意識がもっと欲しいなと思っています。世の中の最先端をいく住設機器や家電は、今すぐに必須とは感じないかもしれません。しかし、我々は住宅業界のプロとしてお客さまに未来の形を示す役割があります。例えば、20254月から全ての新築住宅に省エネ基準適合が義務化されますが、最新のシステムやサービスを活用して消費エネルギーを最小限にする生活スタイルを提案することも、その1つだと考えています。

実際に体験して分かる 「HOMETACT」の“本当の実力”

―エコラさまは「HOMETACT」の販売代理店となっていますが、「HOMETACT」を体験されたお客さまの反応はいかがですか?

百田:一般のお客さまも事業者からも大変興味を持っていただいています。「HOMETACT」を聞いたことのある人も実際に体験することで感動してくれます。これから不動産・建築業界に向けて積極的に紹介していくので、仙台でも「HOMETACT」が広がっていくと思います。「あったら良いな」というイメージだけでなく、実際に体験し、触れてみることで必要性を実感する人は多いです。

橘:まさに、百田さんのおっしゃる通りですね。関東のみならず全国に「HOMETACT」が広がっていますが、私の経験上、不動産業界の方々こそ、実際に体験してもらうことが非常に大切と感じています。百田さんの高い志を、住宅・不動産業界全体にも波及させていかないと、市場全体が盛り上がりません。全国各地を訪れていると、20年くらい新しい商材やサービスを市場に投下できてない悩みが、どのエリアにもあります。我々不動産業界は、新しい取り組みに対して特に遅れをとりやすい傾向があるので、業界からも人が離れていき、魅力的な物件も減ってしまうと、それは各地域の不動産市場だけでなく地方経済の衰退にもつながってしまいます。我々は常日頃から「HOMETACT」を業界の起爆剤として活用していただきたいと思っています。

新しい価値の提供で生活を便利に 感性も豊かに

―百田さんはご自宅でも「HOMETACT」を導入しています。普段の生活で、どのように利用していますか?

百田:一番気に入っているのはカーテンですね。朝起きるとカーテンが開いて外の景色を見えるようにしているので、気持ちの良い目覚めで1日をスタートできています。照明や音楽も連動させて、オリジナルの「シーン」の設定を増やしていきたいですね。新しい価値の提供は生活を便利にするだけではなくて、感性を豊かにする面もあると感じています。子どもから年配の方まで、年齢を問わず個々の生活スタイルに合わせて自由にカスタマイズできるので可能性や楽しみが広がります。

橘:デジタルネイティブの今の子どもたちからは、大人には思い付かない「HOMETACT」の使い方が出てきそうですよね。私は、もっと「どうやったら暮らしが豊かになるのか?」を小さい頃から考える機会があったらおもしろいと思っています。プログラミングのように、楽しみながらロジカルシンキングが養われます。様々な条件を付けてロボットを動かすプログラミング教室なんかとスマートホームには共通点があると感じています。新しいサービスに子どもたちが触れることで、新たな視点や発想が加わってサービスがさらに良くなっていくはずです。実は、私がいち早くスマートホームに興味を持ったのは、子ども頃の経験が大きかったのかもしれません。

百田:どのような経験ですか?

橘:今から30年以上前になりますが、私の祖父はタイマーを使って毎日決まった時間に仏壇の電気がつくようにしたり、防犯対策で留守中も夜になると部屋の電気がつくようにしたりしていました。家族の中では、「また、おじいちゃんが何かやっているよ」と不思議がる声もありましたが、私は子どもながらに「理にかなっている」と感心していました。祖父から自動化の仕組みを教えてもらうのも楽しかったですね。いつの時代も、便利に暮らそうとする発想はあったわけです。今は住設機器や家電が進化して、30年前には魔法のように見えたスマートホームも当たり前のサービスになろうとしています。もう令和の時代なんですから、スマートホームをはやく住宅インフラとして定着させていきたいです。

「可能性しかない商材」 従業員にも好影響

―エコラの従業員の皆さんには何か変化が生まれましたか?

百田:サービス自体に感動していますし、もっと多くの人に知ってもらいたい思いを強く持っています。それから、業務の負担が軽くなったとメリットを口にする従業員も多いです。お客さまに物件をご案内する際、「HOMETACT」が入っていれば、先に現地にいかなくても事前にエアコンや照明をつけるなど前もって準備を整えられます。照明の消し忘れや鍵のかけ忘れの心配もありません。運営や管理の面でも従業員自身が「HOMETACT」の良さを実感しているからこそ、お客さまにも自信を持ってオススメできます。お客さまから質問を受ける機会も増えています。

橘:「HOMETACT」は間接的に見聞きする以上に、体験することでいかに便利かを肌で感じられます。従業員の皆さんも言葉に実感がこもっていると思います。私も自宅をリフォームする際に「HOMETACT」を取り入れましたが、「HOMETACT」はリフォームとの相性が良いのも特徴です。既存のリフォームの延長線上で手軽に導入できるサービスなので、リノベーションを生業とされている御社にとっても強みになる商材だと確信しています。

百田:そうですね。可能性しかない商材だと思っています。橘さんをはじめ御社の皆さんからアドバイスをいただきながら、「HOMETACT」の理解を深めていくつもりです。それだけではなく、私たちとしてもユーザーさんからの声をフィードバックして、「HOMETACT」の可能性を今以上に拡大する提案や協力をしていきたいと考えています。

橘:非常に心強いです。「HOMETACT」を広めていく上で、マーケティングや商品開発、販売手法など地域ごとに特性があり、それを的確に捉えていく必要があると感じています。仙台から宮城県、さらに東北、そして全国へ「HOMETACT」を広げていく上で、長いお付き合いをよろしくお願いいたします!

 

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